こんにちは。くんたまです。
コロナが急増してきて
キャンプを控えております・・・。
早くいつでもキャンプに行ける
世の中に戻って欲しいものですね。
今回は、僕たち夫婦が愛用している
ogawa(オガワ)のツールームテント
「ティエラ5 EX2」
の紹介をしていきたいと思います。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5629-768x1024.jpg)
ツールームテント
ツールームテントとは、
寝室とリビングが一体となった
テントです。
通常のテントの場合、
テントは寝室として利用して、
食事はテントの前にタープを
張ってリビングにするという形を
取りますが、
ツールームテントの場合は、
テントの中に寝室とリビングがある
大きいテントになります。
テントにもよりますが、
一人暮らしの部屋くらいの
広さがあります。
ツールームテントは、
金額が比較的高いですが。
快適に過ごすことが出来ます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5397-1024x768.jpg)
購入を検討したツールームテント
■snowpeak「ランドロック」
ツールームテントで最も有名な
テントは、snowpeakの
「ランドロック」だと思います。
キャンプ場に行くと必ずと言っていいほど一張りは張られています。
ランドロックは全長6メートル超えの大型サイズとなっています。
対応人数も6名となっています。
知り合いのキャンパーが利用しているのですが、本当に超快適です。
一度購入を検討しましたが、
「2人用には大きすぎる・・・」
となり断念しました。
■snowpeak「エルフィールド」
次に良く見かけるツールームテントはsnowpeak「エルフィールド」です。
エルフィールドはランドロックほど大きくありまん。
4対応人数は4人なので、
ちょうど良いサイズです。
価格もランドロックに比べると
約半額です。
そのため、僕はエルフィールドを
購入する気でした。
しかし、実際に展示されているのを
見たのですが、妻が
「なんかオームみたい・・・」
と一言。
僕はこの形は好きだったのですが、
妻と意見が分かれたため
購入寸前で断念しました。
※エルフィールドを利用の方ごめんなさい!
購入寸前だったので、
また一から探し始めました。
■コールマン
「タフスクリーン2ルームハウス」
次に検討したのが
コールマンの
「タフスクリーン2ルームハウス」でした。
ハウスってもうテントでもないんですね(笑)
リビングも寝室もメッシュに出来るので、夏のキャンプでも最適だなと思いました。
金額もエルフィールドと同じで10万円を切ります。
一つ気になった点が、
寝室にスカートが付いていない点です。
スカートが付いていないので
冬は隙間風が入りそうだなと気になり断念。
ただ、多くの方がレビューしていますが、実際は冬でも問題なく利用できるそうです。
そして、散々夫婦2人で迷った挙げ句に行き着いたのがオガワのテントでした。
オガワのツールームテント
オガワのツールームテントは
「ティエラシリーズ」という
ツールームテントがありました。
■ティエララルゴ
まずは、「ティエララルゴ」です。
ラルゴは全長6メートル超えの
snowpeakのランドロックと同じ
くらいのサイズの大型テントです。
全面メッシュに出来るので
通気性が抜群となっており、
中に張る寝室用のインナーテントは
吊り下げるタイプなので
設営もとても楽です。
また、ポールの上から
テントを被せるので
外側からポールが見えないように
なっています。
見た目も機能もかなり気に入りました。
ただ、こちらも大きすぎて断念。
■ティエラリンド
次に検討したのが、
「ティエラリンド」です。
先程のティエララルゴと同じ
仕様の小型版です。
小型と言っても対応人数は
3〜4人なので夫婦2人だと
十分広々と使えるテントです。
こちらは本当に迷いましたね。
色も形も機能も金額もベスト。
ただ、
将来子供が出来たら・・・
友達とグルキャンするとしたら・・
と考えると少し小さいと感じました。
なかなか決まりませんね・・・。
■ティエラ5-EX2
そして、行き着いたのが
「ティエラ5-EX2」でした。
ティエララルゴほど大きくなく、
ティエラリンドより大きい。
機能も色もティエラシリーズなので、
他のティエラと同じ。
対応人数も5人。
もうこれは運命的な出会いでした。
夫婦2人で文句なしで購入を決意しました。
本当にお気に入りのツールームテントです。全く後悔していません。
それでは、詳細を説明していきます。
※補足:もう一つ迷ったテント
■アポロン
純粋に当時売り切れてて買えなかった・・・。
機能の紹介:3つのドア
まず、ティエラ5 EX2は出入り口が
3箇所もあります。
全面、両サイドをフルオープン出来るので、キャンプ場の形状に合わせて出入り口を変えることが出来ます。
また、インナーテントを取り付けずに、シェルターとして使うとすれば
寝室部分もオープンするので、
合計4箇所の出入り口があります。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6777-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5398.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5400-1024x768.jpg)
機能:窓が10箇所。窓の全てがメッシュ。そして、全面スカート付き
ティエラ5 EX2で最も気に入っているのが、
窓が多く全面メッシュになる点です。
窓は合計10箇所も付いています。
そして、窓全てがメッシュになっています。
そのため、夏でも虫を寄せ付けること無く風を送り込むことが出来ます。
また寝室のインナーテントもメッシュになるため、湿気で結露を防ぐことも出来ます。
窓枠はファスナーになっているので、
窓を空ける幅も調節出来るので、
起きているときは全開、
寝るときは少しだけ開けることが出来ます。
また、フライシートの底の
全ての部分に
スカートが付いています。
スカートがあることで、
夏は虫の侵入を防ぎ、
冬は寒気を防いでくれます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5699-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6801-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6800-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6799-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5416-edited-1024x768.jpg)
初張りのため下手(笑)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5711-edited-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5821-1024x768.jpg)
機能:雨風に強い
ティエラ5 EX2を張ってから気がついたことは、
非常に雨風に強い点です。
今年のゴールデンウィークに
キャンプに行きました。
その時、まさかの大雨&強風。
最大風速10メートルまで強くなりました。
その様子を写真で残しましたが、
前の家族のsnowpeakの「エルフィールド」が全身風で持っていかれています。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5727-1024x768.jpg)
飛んでいくんじゃないかと
見ながらヒヤヒヤしました。
でもさすが、エルフィールド。
大丈夫そうでした。
その点、ティエラ5 EX2は
しっかりと張られて
風になびくこともなく
耐えてくれていました。
また、ポールも曲がることもありませんでした。
非常に風に強いです。
雨を通すこともありません。
インナーテントの底面も
ビニール素材になっているので、
水が染み出てくることもありません。
今まではキャンプの日に雨が降ると
少し嫌だな〜と思っていましたが、
ティエラ5 EX2を手に入れてからは
全く気にならなくなりました。
機能:設営が非常に簡単
ティエラ5 EX2は設営が非常に簡単です。
付属品にハンマーも付いてきます。
大きな流れは、
①テープを張る
②ポールを組み立てる
③フライシートを被せる
④インナーテントを吊るす
⑤ロープで補強する
という流れです。
工程は多そうに見えますが、
実際には非常に簡単です。
ポールにそれぞれ色が付いていて
目印になっているので
設営の際に迷うこともありません。
妻と2人で組み立てても
30分もかかりません。
それでは、実際に組み立て方法を紹介します。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_5327-768x1024.jpg)
![アウトドア&フィッシング ナチュラム](https://www.naturum.co.jp/ls/link/naturumlogo/120_60.png)
設営方法:骨組み編
ティエラ5EX2の設営方法です。
ティエラ5EX2は、
・シートの袋
・ポールの袋
・ハンマー、テープ、ペグの袋
と3つの袋に分かれています。
総重量は21kgと激重ですが、
袋が分かれているので
運搬もそこまで苦ではありません。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6751-768x1024.jpg)
まず、テープを地面に置きます。
「グレーのテープが前」
と目印になっているので
分かりやすいですね。
テープを地面に置きながら
どの方向に向けたら良いかと
サイト全体のイメージを
作っていきます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6752-1024x768.jpg)
そして、良いポジションが決まったら、テープにペグを打ちます。
後で調整出来るように、
この時に打つペグは軽くで良いです。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6753-1024x768.jpg)
次にポールを組み立てます。
大枠のポールは全て
セットになっています。
ポールに赤と黄色の
ポールを差す部分があるポールが前です。
ポールをテープに付いているピンに設置していきます。
女性の力でも設置出来るくらい
簡単に設置出来ます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6755-1024x768.jpg)
そして、次に前のポールを挿す部分に全面のポールを差し込みます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6757-1024x768.jpg)
次に横のポールを差し込みます。
ここは少し力を入れて
2番目のテープのピンまで
グイッと引っ張ると
差すことが出来ます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6758-edited-scaled.jpg)
後ろにも先端が青いポールを
青い目印のテープのピンに
差し込めばポールの組み立ては完成です。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6759-1024x768.jpg)
設営方法:フライシート
ポールが完成したら、
次はフライシートをかぶせていきます。
ここは2人だと少し大変です。
身長が高い人は楽だと思いますが、
僕も妻も身長が低いので
被せるだけなのですが、
高さが足りません(笑)
そのため、いつもトランクカーゴに
乗って設営しています。
トランクカーゴに乗ると
かなり楽に被せることが出来ます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6761-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/06/img_5381-1024x1024.jpg)
フライシートを被せたら
マジックテープが付いているので、
ポールにどんどん付けていきます。
おそらく30箇所くらいあります。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6762-edited-scaled.jpg)
また、フライシートの下部に
フックが付いているので、
フックをテープに止めていきます。
ベルトが付いているので、
シートがたるまないように
ベルトを引っ張ると全体的に
ピンと張ることが出来ます。
また、この時先程仮止めした
ペグを置くまで打ち込みます。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6763-edited-scaled.jpg)
これでフライシートは完了です。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6764-1024x768.jpg)
設営方法:インナーテント
次に、インナーテントを設営します。
まず、別売りのグランドシートを敷きます。
グランドシートは無くても
インナーテントの底面は
水を通さない仕様になっているので
必ず必要ではありませんが、
少しでも耐用年数を上げたいので
グランドシートを利用しています。
また、片付けの時に
干す手間が省けるのが良いです。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6768-768x1024.jpg)
グランドシートにも
両端にフックが付いています。
フックの部分をテープに引っ掛けて動かないようにします。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6769-1024x768.jpg)
次にインナーテントを吊るします。
ポールに簡単にはめ込めるように
なっているので、
パチンパチンと止めていきます。
止める際は奥から手前に向かって
止めていきましょう。
手前から止めていくと
出られなくなります。(笑)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6770-edited-1.jpg)
これでインナーテントの設置は完成です。
とても良い感じですね。
インナーテントの素材は、
TC素材という素材が使われており、
さらさらで非常に気持が良い素材です。
遮光性に優れているにも関わらず、
結露を防止してくれる素材のようです。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6775-1024x768.jpg)
また、ライナーシートも止めていきます。
ライナーシートにもフックが付いています。
このフックをフライシートに引っ掛けていきます。
ライナーシートを利用することで
結露の防止や直射日光を軽減出来る効果があるそうです。
ただ、面倒なときは省略しています。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6926-1024x768.jpg)
設営方法:補強
インナーテントの設置が終わったら、
あとは前後左右にリングが付いているので、
リングにロープを通して、
ペグで固定してテンションを
かけていきます。
ピンと貼れたら完成です。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6767-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/07/img_6766-768x1024.jpg)
これで設営完了です。
格好良いですね〜。
前方部分をドアにする場合は、
ポールを立てます。
ちなみにこの全面のポールも
付属されているので、
購入する必要はありません。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6796-1024x768.jpg)
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_4901-1024x768.jpg)
オプション商品
ティエラシリーズは、
オプション商品も販売されています。
■グランドシート
まずは、先程紹介した
インナーテントの下に敷く
グランドシートです。
こちらはティエラ5 EX2用で
インナーテントにピッタリサイズです。
ただ、値段が少し高めなので
別のグランドシートでも良いと思います。
■ハーフインナーテント
通常付属されているインナーテントの半分のサイズのインナーテントも販売されています。
半分になる分、リビング部分をより広く使えるようになります。
通常のインナーテントは2人だと広すぎるので、僕も購入を検討しています。
■リペアクロス
オガワではテントを補修するための布が売っています。
シールになっているので、
もし火の粉で小さな穴が空いてしまっても
簡単に自分で補修出来るのが良いですね。
僕もテントと一緒に持ち歩いています。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6232-768x1024.jpg)
■その他
こちらは公式なオプション商品ではありませんが、非常に便利なのでついでに紹介します。
紹介したいのが、
YOGOTOの「クッキングツールケース」です。
テント内に吊り下げて、
調味料や小物を収納することが出来ます。
また、片付ける際は、
丸めて収納することが出来るので便利です。
ツールームテントをお持ちの方には
是非オススメしたい物です。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_6784-768x1024.jpg)
価格
ティエラ5 EX2は正直安くありません。
価格: ¥ 167,200 (税込)
高いですね〜。
「テントに17万円!?」
と最初は思いました。
でも、テントはキャンプの
中心的存在です。
今後最低10年は利用することを考えると安くはありませんが、全然許容範囲だなと思いました。
周りのキャンプを知らない人に言うとドン引きされますが(笑)
テントはそうそう買い換えられる物ではないので、多少高くても本当に気に入った物を選んだほうが良いと思います。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/49b884b8-c85a-4175-977b-398545e946fb-768x1024.jpg)
![アウトドア&フィッシング ナチュラム](https://www.naturum.co.jp/ls/link/hilander/125_125.gif)
最後に
以上でツールームテントの
ティエラ5 EX2の紹介を終わります。
本当に迷いましたが、
最高のツールームテントを
購入することが出来たと思っています。
また、オガワのテントの場合、
snowpeakほど他の人と被らないので、
人と違うツールームテントが良いという方にもおすすめです。
テントをお探しの方は、
自分のスタイルに合った
良いテントを見つけてください。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました。
![](https://backpackkg.com/wp-content/uploads/2021/08/img_0869-768x1024.jpg)
コメント
はじめまして
私も先日ティエラ5EX2を購入しました。購入にあたりこちらの記事も参考にさせて頂きました。このテントの情報はとても少ないので、、丁寧な内容にとても助かりました。
先週初張りをしました。家族4人ちょうど良いサイズでとても気に入ってます。
ただライナーシートを付けるとLEDランタンを引っかける所がなく困りました。何か良い方法があればぜひ教えて下さい。
はじめまして。返信が遅くなり申し訳ございません。
コメントありがとうございます!ティエラ仲間が増えて嬉しいです
確かにライナーシートを付けると引っ掛けるところがなくなるので、私は紐付きのカラビナを両側のドアの上の骨組みに引っ掛けてライトを吊るしています!
ただ、重いものは吊るせないのでスノーピークのたねほおずきを両サイドにかけて照らしています!